これは球団消滅前夜の姿だ

門倉健投手が7日、契約更改交渉に臨み、保留した(神奈川新聞)
神奈川新聞の記事にあるように、全般的に、選手と球団の間に溝ができてしまっているように思う。
ただ、私は、だからと言って、選手の要求が簡単に通るとは思えない。
それは、私には、今年の横浜スタジアムの観客動員の少なさが肌身に感じられるほど少ない、ということが容易に思い出されてしまうからだ。一部で報道されているように、2年連続15億円の赤字、ということであれば、そんなに出せる袖など無いはず。球団がクルーンのゴネに妥協してしまった姿が、言ってしまうと悪いが、大阪近鉄中村紀洋選手に晩年特別待遇したのとダブって見えてしまう。
オークランド・アスレチックスのように主力選手を若手と交換する大型トレードを真剣に検討した方が良いのではないかと思う。
一方で、来年が4年契約の最終年の鈴木尚典選手とやすやす契約更新してしまうなど、脇の甘さも目立つ。ベースダウンしての2年契約を提示するなどしても良かったのではないか。
いずれにせよ、このままでは、この球団は来シーズン限りで無くなってしまうように思う。できることは限られているのかもしれないが、何とかしてほしいと思うし、一ファンとして何ができるのか、真剣に考え、実践していきたいと思う。