このチームの行方

負けているときはネガティブになりがちだが、先週のゲームを見ていて、佐々木の引退騒動ならびに発表と相まって、どうしてもネガティブに考えざるを得なくなったことがあったので書いておく。
若手の台頭があまりないということだ。
特に、阪神に連勝した後の8月4日以降、ご承知の通り、川村、クルーン、川村がそれぞれ打たれて負けた。今年何とか踏みとどまってこれた原動力の一つが、もちろん、川村とクルーンの頑張りであることは今更言うまでもない。しかし、他に、特に若手がいないから、結局頼らざるを得なかったのではないか。川村33歳、クルーン32歳と、決して若くない。この二人がだめだと木塚だが、彼も28歳。川村やクルーンが疲れたら、次に疲れるのは木塚だろう。その木塚もだめだったら? と考えると、現状はお寒い。先発も三浦32歳、門倉32歳、斎藤隆36歳*1、土肥29歳と、こちらも結構年齢が高い。
そう考えると、8日の中日戦は、結局は4連敗を喫したものの、24歳の吉川が延長戦に入ってから踏ん張り、良い経験となったのではないかと思う。吉川にはこれを契機に中継ぎ陣の一角に食い込んで欲しいし、牛島監督にも、チームの将来のため、若手とベテランのバランスの取れた起用を望みたい。

*1:36歳の誕生日はまだまだだけど