パッケージチケット発売のお知らせ1 「まるごと週末パック」発売の件と値下げ努力の総括

土曜日ホームゲーム全て、日曜日ホームゲーム各10試合全てをまとめて販売。対象は内野席A、内野席Bで、Aの場合通常40,000円のところを30,000円(25%割引)、Bの場合通常35,000円のところを25,000円(29%割引)、と、かなりお得になっています。これについては、球団の努力の跡も見られ、かなり歓迎されるサービスと思われる。土曜はそこそこ売れるのではないか。
受付開始は2月19日(土)。 イープラス http://eee.eplus.co.jp/baystars_ww/ または球団へのFAX申込。
さて、恐らくシーズンの各試合のチケット、年間席、通期の割引券と、色々出揃った。傾向を振り返ると、「年間席は値下げ」「各試合のチケットは値下げせず」「土日の客に対して割引セット(昨年は大魔神パックが該当)」があった。こうして見ると、リピーターに値下げ努力を還元、あまりこない客にはそれまで通り、という風に見える。
私は、今の横浜ベイスターズの問題は、色々あるが、以下が球団経営に与える影響が大きいのかな、と大まかに思っている。

  1. 観客動員が減っていること
  2. (観客動員が減っていることにより?)収益が悪化しているらしいこと

この二点に照らして、今回の値下げ策を見ると、既存のファンを維持することはできそうに思うが、果たして、新規ファンを獲得するために、どの程度動けるのか、と思う。もちろん、シーズン中のプロモーション企画で何かを暖めつつあるんだろう。しかし、外野席の値下げ、特に子供料金の値下げ、が、観客動員増に向けて最も強力なプロモーションになりうると思う、つまり、「分かりやすい努力」になると思うのだが、この点については手は付けられなかった。
確かに球団は努力をしたとは思うし、そのことについては感謝したい。しかし、多くの客に「確かに努力しましたね」と思わせる種類の努力でないと、そのした努力が無駄になってしまうのではないかと、私は危惧している。