いよいよ2月、キャンプインを控え、今期期待している選手

シーズンオフの休日も今日が最後、これからキャンプ、オープン戦とシーズンへの準備期間に入るということで、私的に今期特に飛躍を期待したい選手について記しておこうと思います。無論、チームが勝てるのであれば基本的には全ての選手に期待しているのですが、私的に、こういう選手が活躍したらシーズン楽しくなるだろうな、という視点で期待している選手は毎年いるので、それを記しておくというのが意味合いです。また、今年に関して言えば、全146試合と昨年より6試合、パーセントにすると4%増えるわけで、単純に考えると昨年より1人くらいは1軍で活躍できる選手が増えてくれないとチーム力が維持できないことになります。そう思えば、新戦力は益々必要ではないでしょうか。

期待する選手1:小池正晃外野手

言うまでもない、あの98年の横浜高校三冠王の立役者、ベイスターズ入団直後こそ権藤監督に注目されたものの、なかなか決め手がなく、これまで上での出場機会が殆どなかった。が、昨年終盤に一軍で久々に活躍、更に今年から背番号も44へ変更、と、周囲の環境が変わり、今年は大幅に出場機会が増えるのではないかと思われる。常に二軍では安定した打撃、守備を見せており、少し前の多村と境遇が似ているように思われる。引っ張れば長打もあるし、かといって状況に応じた打撃を忘れない。守備も、外野、一塁とどこをやっても問題はない。

期待する選手2:秦裕二投手

彼の一年目、初めて追浜の試合で見たとき、ストレート、スライダーとも切れ、これは素晴らしい新人が入ってきた、と喜んだものだ。そのシーズンの終盤に、一軍昇格し、先発で初勝利をあげたとき、次代のエースが順調に育ってきたと思ったものだ。しかし、その後は、一軍のキャンプでついていけず、二軍でも不安定になってしまい、随分と落胆させられた。しかし、牛島監督になり、秋期キャンプでかなり丁寧に指導を受けていたようで、これまた出場機会が増えるだろう。そういう意味では、牛島監督成否の鍵を握る選手と言えるかも知れない。