問題が先送りされただけ

住生活グループによる、来期に向けての球団買収という話は無くなったようだ。やはり話が決まらぬうちにリークされれば、纏まらないだろう。
しかし、横浜ベイスターズの経営状態がこれだけで良くなるわけではなく、単に問題が1年先送りされただけだ。もちろん今でもTBSが売却先を探していないということではないし、売却するには10月末までに交渉を纏めねばならないということが改めて分かったため、TBSも、今回の経験を糧に来期に向けてより周到な準備を図ることだろう。買い手にしても、本拠地移転込みの未だ見ぬ買い手が周到な準備をして買収する可能性もあるだろう。やる気があるのなら、今から着々と準備するかもしれない。あるいは、本拠地このままで買収出来るという方が現れたら、もしかしたらこの1ヶ月で成立するかも知れないが、そうであるにしても、ただ株主が変わるだけで、球団の抱える問題が改善されるわけでは無い。
私は、横浜に本拠地があるチームを応援するというスタンスは変わらないし、来年も一ファンとして、球団の収益改善に向け、微力ながらできるだけのことはやっていきたいと思う。もし、私こそは横浜のファンであるという方がいるのであれば、あなたも、自身のできることを実行して欲しい。