開幕から『気がつけば琢朗種田』(巨人):4-3

19:30頃、六回表に到着。1対3とリードされている。六回表は先発のセディが仁志を三振に取った時のストレートが印象に残った。頑張っていることを伺わせる。
巨人は高橋尚。六回裏二死から佐伯、小池が四球で歩く。しかし古木は甘い球だったが、ミスショットで中飛に終わってしまう。高橋尚は好投していそうで、打たれなさそうな雰囲気。
横浜は八回から木塚。威力は良い。八回裏、石井琢が右前へライナー安打。種田が高く上がったものの、内角をうまく腰で運んで同点本塁打。技と意思が融合している。その後金城がシンカーをうまく拾って左前安打。金城が高橋尚からまともにうったことに驚き。佐伯は投手前強襲安打。ここで、巨人が投手をシコースキーに変える。続く小池が、スリーバント失敗で三振。ここは小池にはきちっと決めて欲しかったが、シコースキーのボールが速く、バントしにくいものだったため、致し方無しか。その後も続かず、チェンジ。
11回表からはホルツが登場、コントロール抜群。きっと両サイドに投げ分けていると見える。チェンジアップ、スライダーも効果的。ローズはホルツのストレートに見逃し三振の判定に怒り、退場。
11回裏、先頭の村田は執念で右前へ運ぶ。相川きっちりバント成功。ここで代打は鈴木尚、敬遠される。塁が埋まって出てきた石井琢は周囲の信頼にこたえる打撃。ヒットでつないで満塁に。しかし続く種田は力尽きる。
12回表、普通なら抑えの佐々木が出るべき場面、なんと川村が四試合中、三試合目の登板。145km/hほど出ていた。
12回裏、ミセリ登場、しかし観客に歓迎される。横浜側スタンドからはミセリコールまで起こる始末。これで、抑えればまだ面目が立つのだが、先頭の金城に初球をものの見事に右中間真っ二つ、二塁打される。佐伯敬遠の後、小池の代打ウィットは三振。ウィットは落ちるボールに手が出ない。しかし、多村が中堅よりやや左寄り、あわや本塁打のフェンス直撃サヨナラヒット。これまた完璧な当たり。
横浜の打順は、打者としての信頼度の順だという思いを強くした。一番、二番が不動で、ここに頼り切りなのが弱点でもある。七番村田、八番相川。間は調子の良い順。