年俸のこと

あまり年俸のことは正面切って書きたくないが、今年の横浜選手の年俸交渉を見ていると、中継投手というのはかなり冷遇されていそうに思った。特に川村と木塚が共に微増となっているようだ。しかし、私は、木塚のほうがより報われていないように思う。川村は、今年はようやく何年ぶりかでまともに一軍で胸を張れる成績を残したに過ぎない。1999年を境に、ずっと活躍できなかった失地をようやく少し取り返しただけだ。木塚も、ここ2年は怪我等もあり出場機会が減っていたが、それでも、継続的に活躍している。こういう光景を見ると、最近はIchiro Suzukiがよく言う、3年続けてこそ一人前、ということを思い出す。怪我等あってなかなかうまくいかないことが多いのだと思うが、でも、特に川村には今後とも継続的に活躍できるよう、一層精進して欲しい。逆に、木塚についてはこれだけコンスタントに貢献できている投手もいない。正直、川村と木塚だと、木塚の方が「計算が立つ」働きをしているように見えると思う。