日本一は西武

西武が日本一になった。おめでとう。特に、マツを応援していたので、その面ではうれしい限り。
ただ、今年の中日ドラゴンズは日本一のチームだと個人的に思っていたので、その意味では少し落胆もあり。正直、いつもセ・リーグを見ているので、セ・リーグのチームに勝って欲しいという気持ちがあった。これが巨人や阪神だったらそういう気持ちにならないのが、我ながら勝手なものだが。
それはさておき、私が見ていた限りでは、今年は非常に面白いシリーズになったと思う。両チームとも、個々の力量の集合という形で、チームプレイの素晴らしさがよく見えたチームで、それぞれの英知を結集した戦いとなったからである。両監督とも、先発の9人ないし10人だけでなく、ベンチの全員で戦うことにかけては非常にうまかった。その中で、西武の方が少しだけ、能力の大きな選手が多く活躍した、というところだけが違い、後は本当に五分五分だったと思う。中日は、福留がいなかった、というのもあるが、やはり少し西武に比べて少し小さくまとまった選手が多かったように思う。中日が来年日本一になるには、今年使った若い選手の中から、もう少し軸となる選手を育てなければならないのではないかと思った。